森のなかから*ツレヅレノオト




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戦後63年目のプリン :: 2008/08/15(Fri)

満作プリン縮小ph

私の母方の祖父母(祖父は亡くなっていますが、祖母は91歳の誕生日を迎えたばかりです!)と母と母の弟は旧満州からの引揚者です。

原爆や終戦などの記念日が続くこの時期、テレビで戦争の話を見聞きし、思い出すのが母のプリンです。

母の弟は引揚げ途中、栄養失調で亡くなりました。1歳か2歳だったと思いますだったそうです。昭和21年6月30日のことです。
骨はありません。髪の毛と爪だけを持って帰ったそうです。
祖父母が不憫でなりません。

実際に引揚げられたのは、昭和21年の7月13日だそうで、終戦の年でもないし、終戦の月でもないので、今の時期ではないのですが、私にとっての戦争は、幼なかった叔父の死です。
実家の仏壇にある写真は、それはそれは幼く、かわいらしく、そして無力で儚い幼児です。
そして…その幼児こそが戦争の犠牲者です。

いつからかは分かりませんが、母はその弟のために、命日に毎年プリンを作り仏壇に供えています。
小さい頃の私は、それが、そんな意味のあるプリンだとは知らずに食べていたのですが、
本当に甘くて、甘くて、でもやさしい味がしました。
今も同じ味が続いています。

食べたいものを食べられず、お腹をすかして逝った弟のためのプリンです。

戦後63年、叔父は生きていれば64か65歳。
その年になっても、あの甘~い甘いプリンを食べていたかな?食べられたかな?
とか、考えたりします。
母にとっての弟はいつまでも幼子のまま、なんでしょうね…。

でも、64歳のおじいさんになっていたとして、甘いものが苦手でも、
きっとこのプリンだけは食べてくれたでしょうね。

No more war!

*レシピは後日アップします。
*レシピは8月20日の記事にあります。


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