森のなかから*ツレヅレノオト




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戦いの哲学 :: 2008/07/05(Sat)

batソフトボール縮小ph

↑ichioのグローブです(少年野球用)。それとソフトボール

雨で3回も延期になった、ichioの部活ソフトボールの試合、本来なら土曜か日曜に一日で全試合を消化するはずだったのですが、町の3小学校から3チーム出場なので、3日に分けて平日の夜に決行となりました。ichioたちは、木曜、金曜の連続試合です。

結果は…
去年は強かったichioの小学校のチーム。野球をやっている6年生がどーっと卒業し、今年は正直、強さ的にはイマイチでした。予想通り、2試合とも負けました。

ichioが木曜、試合に出かけるとき、
「多分、負けると思うけど、誰かを責めたりしないようにね」
と、私は余計な一言を言ってしまいました。
全く、これから勝負に行こうって人間に、なんてことを言ってるんでしょうね。
後で、自分の発言にあきれ返りましたが、その時は、ichioのきつい性格の心配のほうが先に出てしまいました。
ichioはこう言いました。
「大丈夫。勝つから。オレがいるし」
この自信満々は何が根拠か分かりませんが、わが子ながら立派な返答だと思いました。
勝負に、負けるだろう…と思って出かけるくらいなら、行かないほうがマシでしょ?

しかし、しばらくして、私はさらに考えをめぐらせました。
本当に勝つ勝算でもあるのか?
上級生の数がレギュラーの数に達しているため、たとえichioが上級生より上手でも試合に先発メンバーで出ることはありえません。学校の部活の延長だし、監督をしている先生はそういうことをきっちりとしている方です。
「オレは出られないんじゃ?」
口には出さなかったけど、そう思いました。

もしかして、ichioは冷静に自分のチームの分析が出来てないのかもしれない。
勝ちたい思いが冷静さを失わせてる?
それとも単なるオバカ???

金曜日のことです。

負けて帰ってきたichio。

しかし、学年で只一人だけ、お情け出場を果たしたそうです。
どういうルールなのか詳しくは分からないのですが、プロ野球や高校野球だったらXゲームになるのに、勝ちが決まった後攻チームの最終回裏の攻撃があるのです。別に得失点差とかも関係ないと思うんだけど、これらの試合…。
木曜は
「負け試合に出ろって言われても、俺は断る」
といっていたichio。
「何事も経験だから出たほうがいいと思うよ」
と答えました。本心は、(可愛い気のない子どもだと思われるし、その場の空気を乱すんだよ!)
と思いながら…。まったくKYなんだから…。

木曜はそのルールをよく理解してなかった先生。慌てていて(だと思われます)、そこでメンバーを変えることはしなかったのですが、金曜は出てない選手を何人か出したらしいのです(木曜は見に行けたのですが、金曜は行けなかったのです、私)。その一人にichioが入り、何とか妙なことも言い出さずに素直に出たらしいです。

本当は出たかったんでしょうね…。

そこで、ボールも飛んできて、本当かどうかまだよくわからないのですが(本人の夢物語が混じっているかも)、捕殺もできたそうで、まあまあ上機嫌で帰ってきました。

「これで部活もソフトは終わったね?」
「えっ?」
「負けたら、次の大会はないから、水泳に変わるらしいよ。新学期からは陸上らしいけど」
「へぇ~そうなんだ~。ビーチボールバレーの人だけだと思ってた。オレたちもなんだ~」

ichioの小学校は生徒数も少ないため、部活の数も少なく、スポーツ部2種しかありません。先生方の数も限られてるし。ichioはソフトボールをやっていますが、正しくは室外スポーツ部で、この町の大会まではソフト(勝ったら、次の郡の大会までソフトの期間が延びます。大会は例年夏休みに入ってすぐ、だったので水泳の期間は去年はなかったようです)、その後は夏休みまでは水泳、9月から陸上記録会までは陸上、そして冬季はサッカーとなります。半期だけの加入も可能なので、最初は「何そのシステム?」と思ってた私も、ま、イヤなら入らなくていいから体力的にも無理しなくて済むし、”いろんなスポーツをやるほうが、小学生の今の時期はいい”、というスポーツ科学を信じているので、ちょうどいいかな…と思っています。

「じゃあ、これから卒業まで、毎年水泳しないといけないんだ…」
「その発言の根拠は何?」
「だって弱いもん…やっぱ…」

オバカではなかったんだと安心。
弱いってことは分かっていて、「勝つ」と言ったんだとしたら、やはり彼なりの哲学だなぁと思いました。
ichioが生まれてこのかた、単なるガキだと思って(ごめんね、ichio)接していましたが、初めて、成長と彼なりのアイデンティティーのようなものを感じた瞬間でした。
空手もそれなりにがんばって続けていることで、小さな武士道精神のようなものが芽生えたかな?

そして6年生になったときには、勝たせてあげたい!って思った瞬間でした。

勝負は最後までわからないよ!
勝って、ナンバー1になることにこだわるichioの性格は決して悪い性格ではないよ!
みんな平等、ナンバー1よりオンリー1なんて時代に負けるな!

ピッチャーやってノーヒットノーラン、打席は全てホームランで勝つ!
なんて、漫画みたいなことをやりたい!って本気で願うichioは今の時代貴重な子どもかもしれません。
おもしろいヤツでしょ?


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